新々刀大鑑・2冊 飯村嘉章
買取上限価格 15,000円
定価 | |
---|---|
著者 | 飯村嘉章 |
出版社 | 刀剣美術工芸社 |
出版年月 | 昭和41年 |
ISBNコード |
※買取上限価格は、日焼け・汚れ・書込みなどがない状態での価格となります。
また、市場価格や在庫状況などにより変動する場合がございます。
この商品について
新々刀大鑑・2冊 飯村嘉章 2冊セットの場合の買取価格になります。
序文
靴近美術刀剣刀装小道具に就ては全く驚異の関心を以て広く大衆に愛撫認識せられ嚮きに出版した拙者著作刀剣要覧より更に奥深く微に入り細に亘り研究されたい方が日毎に 多くなり頻りに本の出現を希ひ求むる愛刀家が集り此の熱心 なる方々の熱意に感激し本書編纂に着手、茲に新々刀 大鑑漸くして上梓を見るに到りました。
新々刀は比較的近世に属し實在刀にも接し易く刀工史実に就いても簡単 に容易に究明出来るかに思われますが事実は之に及し 用不文明の夫多く從未甲乙取の?、誠に宣なるか なと思われましたが総て実物質証本意で記述しましたので幾多の諸先輩方の名著と組路する兵もあるかと思ふ
本書刊行に付ては昭和五年頃より資料蒐集に心掛け 数千振りの押形寫真を自写して其の中から厳撰刀載 したものであるが素より浅学菲え殊に多忙なる業務の 傍の執筆の事とて著述に専念の吸に乏しく尚今後の研究 加筆にまつべきもの未だ多く更に新事実発見の暁には、
補遺訂正の必要あるべく何れ版を更め改訂致す所存で ありますから選んで江湖諸賢の抑示教を仰ぎたいと存じ ます。當大鑑は二巻を以て再版刊行に際し愛刀研究家各位に御秘蔵の名品を掲載頂き弦に謹んで感謝と敬意を棒げる者であります。
著者