宇都宮の郵便印
買取上限価格 1,000円
定価 | |
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著者 | 岡野基俊 |
出版社 | 日本郵趣協会宇都宮支部 |
出版年月 | 1999年 |
ISBNコード |
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この商品について
「宇都宮の郵便印」については、JPS宇都宮支部会報「うつのみや」に、平成2年2 月から36回にわたり、不統一印から現行印まで連載(うち補遺4回)し、そのうち当初の 部分をまとめて、平成4年12月に支部会報100号記念特集号に「第1部初期郵便」として特集し、さらに平成6年9月には支部創立10周年記念誌に、残りの普通日付印を「第2部」 として特集して参りました。 「残されている特別日付印について、「第3部」として特集する予定でしたが、その後第1 部、第2部のマテリアルも幾つか補完されましたので、この際全体的な見直しを行うとと とに、思い切って1冊にまとめて刊行し、記録として残したいと考えた次第です。
そこで、連載した不統一印から現行印までの郵便印を、全国的な経緯に沿って章ごとに まとめ、内容を精査の上加筆補正を重ね、できるだけ多くの使用例を取り入れて、「宇都宮 の郵便印」の特色を出すよう努めるとともに、一地域の郵便史の一端を紹介することがで きればと思い企画いたしました。
このことを企画してから、毎年2回開催のJPS切手展を積極的に参観するとともに、 会場内ブースで資料を収集し、さらにオークションにも参加してマテリアルの収集に努力 いました。しかしながら、「宇都宮」という限られた一地域の郵便印となると、なかなか手 に入りません。
このようなとき、たまたま西宮郵趣会会長藤田卯三郎氏が、西宮・芦屋・尼崎等の地域 の郵便印を研究され、それぞれ1冊にまとめて刊行されているのを知り、早速ご恵与戴いて拝読し、大変なご努力に敬意を表するとともに、一地域の郵便印の研究に対する刺激を受け、今回の企画に大変役に立たせて戴きました。
このたびの小著の刊行に際しましては、日本郵趣協会発行の文献をはじめ、各種文献等 の引用並びにたくさんの方々から貴重な資料の提供を受けました。参考にさせて戴いた文 献類及びご協力賜りました方々のお名前は、末尾に一覧として掲げました。
関係の皆様に衷心より厚く御礼申し上げます。
平成11年3月