細川紙誌
買取上限価格 5,000円
定価 | 45,000円 |
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著者 | 細川紙技術者協会 |
出版社 | 雄松堂書店 |
出版年月 | 昭和55年 |
ISBNコード |
※買取上限価格は、日焼け・汚れ・書込みなどがない状態での価格となります。
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この商品について
細川紙は楮(こうぞ)を原料とした伝統的な手漉き和紙で、当社が所在する埼玉県の小川町と東秩父村で伝承されています。(ローカルな地名なので埼玉以外の方にお分かりになるかどうかは不明です(笑))、昭和53年に国の重要文化財に指定され、さらには平成26年にユネスコの無形文化遺産に記載されました。
もともと二重箱ですので、買取の際は輸送箱も付属していますとベターです。
細川紙が育ったさきだって、この紙郷が奈良時代から歩んだ歴史をたどり、その展開のなかで派生した多彩な現代の紙に及び、製紙工程については、東秩父村に保存される器具類の図版を加え、古法と現状を対照しながらくわしい解説を試みた。標本紙はいまっくっ ている紙の一部六十点を収録したが、よりくわしいことは県製紙工業試験場あるいは細川 紙技術者協会に照会していただきたい。
なお本文用紙は、純楮の細川紙を使い、表紙その他もすべて手すき和紙で構成した。和紙のよさを十分に味わっていただくためである。