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大宣寺創立二十五周年本堂落成記念・日蓮大聖人御一代絵図

大宣寺創立二十五周年本堂落成記念・日蓮大聖人御一代絵図 祝詞・創価学会会長池田

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大宣寺創立二十五周年本堂落成記念・日蓮大聖人御一代絵図等仏教書お譲りいただきました。他にもいろいろあるのですが、余裕がないので少しづつアップしていきます

大宣寺創立二十五周年本堂落成記念・日蓮大聖人御一代絵図 祝詞・創価学会会長池田

大宣寺創立二十五周年 本堂落成記念出版について
御法主日達上人猊下御言葉 本日は、此の暑いのにかかわらず創価学会会長池田先生、わざくお出下さいまして有難く存じます。また、此の 寺は前会長戸田城聖先生が、日蓮正宗の為、広宣流布の為にお働きなさった、その記念とし、かつ又、私が公私共に 厄介になった報恩のしるしに、その亡くなられた時から念願して、やっと今日出来上った次第で御座居ます。

只今会長池田先生から、大変有難い御言葉を頂戴致しまして、寧ろ私は恐縮しておる次第で御座居ます。どうぞ此 の寺は別に見栄や外聞で、こういうハイカラな建て方をした訳ではないので御座居ます。

あの、我が総本山が、奉安殿があの新しい様式から始まって恐らく仏法建築に於いて近代のあの立派な建物があることは、外の所には何処にもないと考える。それはあの奉安殿を建築した時、いろく議論が出ました。その時に私も庶務部長として、近代建築を主張した時に、戸田先生が最も先にそれに賛成して下さったので御座居ます。

あの時は、やはり旧態依然の昔の建物なら鉄筋コンクリートでも昔のままの姿の建物にしようと云う意見が多かっ たので御座居ます。

それを近代建築になおしてくれた、戸田城聖先生のそれが、今日の宗門の建築に皆わたっていっておるので御座居ます。

その意味に於いて、この建築は横山(正本堂の設計者)の話を聞いて私もびっくりしましたが、まことにそれがあの大客殿のいくらかの試金石となるとすれば、又これも戸田城聖先生に対する一つの報恩になりはしないかとも考え た次第で御座居ます。今後は、此の寺院はいろくな会合にもどしくお使い下さい。今日は暑いところ、誠に有難 う御座居ました。

祝詞創価学会会長池田大作
本日は戸田城 聖先生の御為に、勿体なくも日達上人猊下におかせられては、此の様な立派な法城を下され、かつ、今は深いお褒めの言葉を頂戴出来ましたことを、私は戸田門下生を代表して猊下に厚く御礼申し上げるもので御座居
ます。猊下の御言葉は、日蓮大聖人様の御言葉と私共は信じております。

何びとが批難しようとも、誰人が創価学会を馬鹿にしようとも、日達上人猊下様に、恩師戸田先生がお褒めの言葉を頂いたと云う事実は、ひとえに次の先陣にもとづいて、我々に全学会員にお褒めの言葉を頂戴したと確信して行こ うではありませんか。

只今、総監(柿沼広澄)さんよりもお話がありました如く、仏教の不思議は、計り知ることが出来ません。 日達猊下、恩師戸田先生とは、中学校時代よりお知り合いであったと云う。この事実、又日達猊下が猊座にお登り遊ばされる以前、宗門の重鎮として、庶務部長、そして総監時代に、恩師戸田先生は、「よく、その当時の猊下に、総 本山、時の猊下をばお守り申し上げよう。宮中府中一体で広宣流布を目指していこう」。日達猊下様に対しては、「あ なたは宮中の人である。わしは府中の人である。宮中府中一体で広宣流布に進もう」と申されたお言葉を私は聞いて おりました。

今、此の庶務部長、そして総監を経て、一切の衆生の大導師、日蓮大聖人法水瀉瓶の、その大仏法を受け継いでいらっしゃる日達猊下様は、恩師戸田先生に、此の様な御慈悲を賜わっておられると云う事に対しては、私ども、戸田先生の精神を精神として、いままで以上、百千万億倍も日達上人猊下に御奉公をお誓い申し上げようではありません か。以上お誓い致しまして、私の挨拶といたします。

総本山六十六世日達上人の御言葉。創価学会第三代会長池田大作先生の御祝詞は、昭和三十六年七月十日、大宣寺 落慶入佛式の法要の時の御言葉と御祝詞であります。

大宣寺建立の由来は、この御言葉・御祝詞の中に述べられてあります如く、創価学会第二代会長戸田城聖先生の法 号大宣院法護日域 大居士の生前に日蓮正宗の発展と広宣流布の為に御盡力と御功績を讃えられ、又日達上人は開成中学時代より戸田先生の逝去まで公私共に御世話になられた御恩と感謝の念願をこめられ法号の大宣院の大宣を取って 寺号を大宣寺と命名されました。 当時の日蓮正宗総監柿沼広澄御尊師の御祝詞の中で、「東北弘前の東大宣寺と、九州鹿児島の西大宣寺が建立され、 又日本の中央三多摩の地に大宣寺が建立されることは、実に意義のあることであります。大宣寺の名の由来は創価学
聖先生の法号であります。

二代会長戸田 大宣院法護日城大居士の「大宣」で、戸田先生の精霊の御在しますが如き寺院であります」と述べられております。 此の様な由緒のある大宣寺の住職を拝命し落慶入佛式が厳粛盛大に奉修されましたこの感激は今尚胸中深く忘れる ことは出来ません。

特に日達上人は大宣院の御位牌を御染筆下さいまして大宣寺に安置し御命日の毎月二日に追善回向と御報恩の法要する様に御慈命を賜わりました。従って毎月二日大宣会法要を修して今日に至っております。

創立より四半世紀が過ぎ昭和六十一年七月十日創立二十五周年を迎えることになりました。
この記念すべき年に当り、創立当時の本堂は建築基準法の建蔽率の問題から半地下建築の方法に依り建立されたものでありましたので、かねてより懸案の隣接地の購入も進み、半地下建築より地上の本堂建築を発願いたした次第であります。

大宣寺役員会の議決を経て、設計監理を連合設計社横山公男氏に施工を竹中工務店に依頼し、昭和六十一年九月十 日起工式を執り行い、工事の方も順調に運び、昭和六十二年四月二十二日上棟式、そして同年九月十日完成すること が出来ました。

これひとえ大御本尊様の御加護と御法主日顕上人猊下の御慈悲の賜ものであります。又設計・施工の関係者各位の誠心誠意の御努力と御信徒各位の御教導御支援に依るものと衷心より厚く感謝申し上げます。

創立二十五周年本堂新築完成記念の記念品といたしまして、宗祖日蓮大聖人第七百御遠忌記念に出版いたしました 日蓮大聖人御一代絵図の中から二十五枚の絵図を選び、それに総本山関係の絵五枚を加えて一組とし、出版することにしました。

日蓮大聖人の御一代の御振舞を常に修学の原典となし、又大宣寺創立の由来に立ち帰り、その意義を鑑み記念品と いたした次第であります。

この記念品の意図するところをお汲み取り下さいまして、信心倍増と現世安穏後生善処広布の為に御活躍下さるこ とを念願いたします。 昭和六十二年九月十日
国立山大宣寺住職
菅野 慈雲

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