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蝦夷・千島古文書集成・10冊 段ボール6箱買取

蝦夷・千島古文書集成・10冊

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埼玉県 所沢市
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歴史書
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担当スタッフより

蝦夷・千島古文書集成・10冊他歴史書送っていただきました。ありがとうございました。以前アイヌの絵葉書も紹介いたしましたが、アイヌや蝦夷関係の書籍は積極的に買取を行っております。

蝦夷・千島古文書集成・10冊

いっとき、ズルシャマという言葉がはやったことがある。この語源はズル(日本語の狡猾)、シャモ(アイヌ語 で和人)といわれ、ずるい日本人のことを、アイヌがズル シャモといい、それが転化してズルシャマになったの だという。

「ロシア人の南下に備え、千島や樺太のアイヌの撫育策が大切だといわれ、原住民たるアイヌを味方にしたもの が、国際的には未承認地域であった千島、樺太の領有権を主張し得るのだとさえいわれていた。わが国のアイヌ 対策は、いわば、このズル シャマもしくはズルシャモの思想に立っていたのではあるまいか。 北大医学部の老教授は、あるとき、わたしに、アイヌを亡したのは、日本人の梅毒、結核、トラホームであるとまで極言した。コロンブスやクックが、かつて新天地の土着民にタバコと梅毒などを持ちこんだとの同じこと を、日本人はアイヌにしたのだという。

「一七一○年発刊された幕府の御用学者、松宮観山は、『蝦夷談筆記』のなかで、アイヌのことを「禽獣の類いにて候」と書いているが、その後の日本人にもこのアイヌ観が残っているように思われて仕方がない。 わが領民アイヌのある所、わが版図》の領民が泣いている。

一九七九年三月 和田 敏明


こちらは日本刀の本になります。因伯の刀工と鐔

因伯の刀工と鐔

発 刊に寄せて
鳥取県が、古くから造剣の地として有名であることは、かねて承知していましたが、今年県政百年に当り当鳥取県にて「日本刀剣 保存会」の第十二回全国大会が、米子の皆生にて行なわれろを聞き、当を得た場所にて開催されるものだと御慶び申し上げます。 当県には、古くは平安中期頃より伯者の「安綱一派」が活躍し鎌倉、南北朝、室町、江戸と数百名の有名無名の刀工が輩出し、幾多 の「国宝」「重要文化財」「重要美術品」等が、現存しています。

この様に有名無名の刀工が、多数輩出したもっとも大きな要因には、刀剣をつくろに要する良質なろ砂鉄が伯耆地方に産出したか らに違いないと思われますが、私は素人であろから、その辺を理解する知識を残念ながら持ち合せてはいません。しかし刀剣が、古 来単なる人斬り危丁だけを目的として製作されたのではなく、わが身を守り、わが身を飾り、さらに進んで己が魂とまで考えられた。 日本刀は、黒鉄の芸術品であると確信します。その黒鉄の芸術品「日本刀」を安綱より現代刀工に到ろ迄約百振を一堂に会して展覧 される全国大会が、当地で行なわれることは、本当に喜びにたえません。又、その折りに記念品として「因伯の刀工と鐘」を出版す ることを聞き、当教育委員会が、本県にある各種の文化財を調べ広く世に紹介しもって、文化財に対する理解と愛情を深めて頂くた めに、昭和三十五年度以来発行しました「鳥取県文化財調査報告書」の第七集「郷土の刀工と作品」を、昭和四十三年三月発刊して 以来の郷土刀工の作品集であり、研究書でもあります。

約一年がかりで準備をし、各刀剣、鐘の所蔵家の方々の協力により押形取りを行ない、ここに発刊されますことはなみなみならの 「日本刀剣保存会鳥取支部」の方々の御努力のたまものと感謝申し上げ、その労苦に深甚なろ敬意を表わすと共に、郷土刀工、鐘 工の研究の座右の書として御活用頂きたいと存じます。最後に、この著の発刊を祝福し、同時に出来るだけ多くの方々がこの恩恵を、 受けられることを御祈りする次第であります。

昭和五十六年九月吉日

鳥取果教育委員会 教育長 安定優


こちらは軍事書籍になります。南京戦史資料集2

南京戦史資料集2
『松井石根大将戦陣日記』について
本文冒頭に収録したのは、松井石根大将が上海派遣軍司令官に親補された昭和十二年八月十五日から翌昭和十三年 二月二十八日帰国するまで六ヶ月半に及ぶ戦陣日記の「全文」である。

うち、八月十五日から十月三十一日にわたる上海戦間の二冊、第壱巻・第弐巻は戦後一時所在が不明であったが、 原剛氏(防衛研究所戦史部部員)の熱心な捜索により平成四年八月板妻・普通科第三十四連隊資料館で発見され、上 海戦から南京占領に及ぶ大将の日記の全文が初めて公開されることとなった。

『資料集I』所収の上海派遣軍参謀長『飯沼守日記』、本『資料集1』所収の同じく参謀副長『上村利道日記』と 併せ読まれたい。
従来、ややもすれば観念論に傾きがちであった「南京事件論争」に関し、上海戦から南京攻略にわたる作戦指導を めぐるる論争と齟齬、戦闘の実相・将兵の戦場心理や勇怯・その死傷病、補給の実能、 等々について、具体的な全 体像を把握するための確かな手掛かりとなるであろう。

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