仏教書買取事例
さいたま市桜区で日蓮宗大荒行写真集等仏教書等4箱
仏教書は古いものから比較的新しいものまで値段がつきやすいジャンルなのですが、今回買取させていただいていたのは日蓮宗大荒行写真集/日蓮大聖人第七百遠忌正中山大荒行堂加行記念になります。当店でも何度も販売させていただきましたが、非売品ですのでおそらく残存部数が少なく、今でもお探しの方がいるはずです。以前お買い上げいただいた方の中には実際にこの荒行に参加しましたがいらして驚いたことがあります。詳しくその時の状況をうかがっておけばよかったですね。今回はなぜか在庫が5冊ありました。ありがとうございました。内容的には日蓮宗の解説書ではなくまさしく荒行の写真集になります。
大荒行100日間のあらまし
千葉県市川市中山「大本山法華経寺大荒行堂」
- 昭和56年10月31日
入行を前に、重ねて精密な身体検査。
- 昭和56年11月1日 入行会 100日間を5期に分けて修行の段階がきめら れている。その主旨は、懺悔滅罪の修行で あり、世俗的な、自由、平等といった理屈 は無い。 特に最初の35日間の修行は、驚くほどの読 経巻数が課され、読経と水行に没頭、一分 の隙もない修行の連続。 35日間の練行が済むと、祈稿秘伝書の相伝 授受の厳粛な儀式があり、秘伝書が伝師よ り各行別に貸与され、数百年来千金莫伝と して伝承されてきた修法先師の体得になる 秘法の拝写、研究、又、加行の成果熟す時 期を待って伝師より「行数」の相応の秘伝 を口伝相承。